「がんばる」という言葉の元々の意味は
「我を張って、強引に自分の意見を押し通す事」です。
「がんばる」とはすなわち
「他人の事など考えず、自分だけが得をするために行動する事」です。
「がんばる」事は、少しも褒められたことではありません。
「勝ち組、負け組」などという醜い言葉を一体誰が考えたのでしょう?
そんな言葉に惑わされて「がんばらなければ、取り残される」等と焦る事はありません。
勝っても負けても幸せにはなりません。
「自分はこんなに頑張っているのに、少しもいい事がない」と嘆いている人は「がんばる」事をやめて、「あきらめて」みて下さい。
明確な意思、目的を持って努力しているのであれば、苦労自体も喜びとなる筈です。
「がんばる」事が辛いだけなら、「がんばら」なくていいのです。
「苦労の為の苦労」には全く意味がありません。
「あきらめる」事で視野は大きく広がる筈です。
『こころのおそうじ』 たかたまさひろ著
大和書房
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