アスマが淹れてくれたコーヒーを連日徹夜明けのライドウに差し入れしたゲンマ。
「なー、ライドウ。美味い?」 「んー」
「ありがとうって言えよ」
「言ったろ、さっき」
「笑顔で言えよ」
「こちとら連日の徹夜続きでんな余裕あるかよ…」
「これがイルカだったら?」
「喜ぶ」
「んで?」
「笑うな」
「だろ?んじゃ俺にも…」
「やだ」
「ええー…ケチ…」
「…はいはい、ありがとうな、ゲンマ」 頭ポンポン
「…んー…何かこう、愛が足りないっていうか…」
「はあ? 何が嬉しくてお前に愛情注がなくちゃならん」
「…いいよ、もう…俺ぁ、それでも諦めねーから…」 いじけ
うちのライドウとゲンマはこんな感じの2人